『保育園に行きたくない』言われると困ってしまいますよね。
実は先週も長女から言われ、その時の体験談と対応方法をまとめていました。
その記事はこちらです。
この記事でもまとめているように下記3点を実施しました。
- 子どもの話をよく聴き、受け止める
- 時間に余裕を作り、意識させすぎない
- 一緒に行こうで扉からの1歩を
しかし、今回は自転車まで一緒に行きましたがまさかのそこで
この日も結局お休みとなったのですが、また何か違うアプローチを行い反応をみたいということで、今回は、、、
\おうちを保育園にしてみました/
これは言葉の通り
家で過ごす時間も保育園で行うように動くという遊び形式の対応を試みてみました。
- 普段と違う子どもの姿がみれるかも
- ルールの線引きに対する対応が課題
- また機会があればやってみたい
おうち保育園 はじまり編
長女にはこんな形で導入をしてみました。
このやりとりをする前に休みたい理由を聞いてみましたが明確な理由はありませんでした。
【ルール】 保育園に行っている『9:00-16:00』に実施
- テレビやYouTubeを見ない
- 次の遊びをする時は片付ける
- お昼とおやつは保育園と同じ
- お昼寝をする
ルール① テレビやYouTubeを見ない
休日は時間を決めてテレビやYouTubeを見る時間を決めています。
保育園に行っている時間帯は見ないという約束をしました。
最初は
と言いましたが、
と伝えると
と言い、それ以上要求することはありませんでした。
ルール② 次の遊びをする時は片付ける
休日は食事前、寝る前に片付けを行うこととしています。
保育園に行っている時間帯は次の遊びにする時は今遊んでいる物を片付けをしてから遊ぶことを約束しました。
ルール③ お昼とおやつは保育園と同じ
普段の食事ではパン・麺・コーンフレークなど本人が食べたい物を主とした構成。
ごはんや野菜などは良くて一口程度。
好き嫌い問題は夫婦でも悩んで相談を繰り返していますが、わが家では子どものタイミングを尊重しようということに現段階ではなっています。
栄養問題も懸念されましたが、保育園では全量食べられているので保育園でまかなおうという考えです。
今日は保育園ルールなので保育園で出されるメニュー以外は出ないことを確認しました。
ルール④ お昼寝をする
休日は全く寝ない長女。
しかし、保育園ではしっかり2時間程度寝ているので、今回はお昼寝時間を取ることを約束しました。
長女の反応はこんな感じでした。
おうち保育園をやろうと思った理由
- 保育園のリズムは崩したくなかった
- 保育園の楽しさを疑似体験してほしかった
- 先生や友達と遊ぶ楽しさを感じてもらいたかった
- せっかくの機会だから何か違うことをしたかった
- 親の負担を軽減したかった
保育園を休むことで休日のような感覚になり、保育園に行くリズムが崩れそうというのが今回素直に感じた部分です。
なら、おうちを保育園のようにして過ごしてみたらリズムは大きく変わらないのではないかということを思い、実行に至りました。
また、保育園で遊ぶようなことを一緒に楽しみ、『保育園に行きたいな~』、『先生と遊びたいな~』『○○ちゃん、○○くんと遊びたいな~』という気持ちが戻ってくるといいなと思いました。
先週から『保育園に行きたくない』ということが何度かあったので、毎回同じ対応だと何も変わらないので、それなら何か別のことをしてみたい。
やって上手くいっても、いかなくてもそれが次に繋がると思ったので新しいことをしてみました。
ルールという枠組みを作ったことで、『片付けなさい、野菜を食べなさい』ではない『保育園では片付けしてるね、保育園では残さず食べてるね』という表現で伝えながら、促せると考えたからです。
また、長女にとっては『保育園ごっこ』のような遊びになっているので、遊んでいる感覚で普段注意していることなどを実践出来るので親・子ども共に負担が少ないように感じたからです。
おうちを保育園 実践編
午前中
いつものように人形でおままごとをしていたら、今度はパズルを出して始めようとしていました。
そう言って片付けをしました。
その後は何も言わずに1つの遊びをしたら片付けるがしっかり出来ていました。
おうちで1時間程度遊んだ後
パパと一緒に近くの公園まで
移動は三輪車。
2輪車やストライダーとしても使えるタイプ。
3歳の誕生日で買った時はペダルに足がつかなかったのが
今ではグングン進んでとっても速い!
公園に着き
保育園で実際に30分だけなのかは分かりませんが、昼食の準備、今後の体力を考えた結果の時間です。
公園につくとすべり台や砂場、かけっこなどをしながら遊びました。
10:50になると
長女が自分で公園にある時計を確認してそう言いました。
『おうち保育園ごっこ』恐るべし。
波乱万丈 お昼ごはん
家に帰ると長女がママと遊んでいる間にパパは昼食作り。
今日の献立は
- ミルキーチキンライス
- トマトとツナのサラダ
- 野菜スープ
でした。
材料は
- 鶏もも肉
- 牛乳
- 粉チーズ
- ツナ缶
- 白米
- バター
- 人参
- たまねぎ
- ぶなしめじ
- グリンピース冷凍
- トマト
- きゅうり
家の食材になかったきゅうりと鶏もも肉を急いで買いに行って早速調理。
どのメニューで材料を使うかは記載されていないのでそこは予想しながら作りました。
大人も同じメニューでこんな感じになりました
料理が出来上がりいざ、食べようとするとここで問題が発生!
今まで上手くいっていたのが嘘のように長女が泣き始めました。
この言葉に私は感情的になってしまいました。
私ではどうにも冷静に対応が出来なかったのでママと交代
など色々な声をかけてくれましたが、長女は
と言いながら泣き続けて会話にならないためママとパパは先に食べることになりました。
しばらくすると、時計を見て椅子に座る長女。
食べ始めるとスピードは早くあっという間に完食。
保育園では全量摂取は聞いていたけど、野菜も多く普段なら残すと予測していたのを完食。
食べ終えた頃には泣き止んでいていつもの状態に戻っていた。
歯みがきを終えた後、抱っこをしながら長女とこんな話をしました。
長女の反応をみながらゆっくりと話しました。
最後に長女から
と反応があり、ぎゅっと抱きしめてお昼寝に移行しました。
ママと長女で昼寝をしている間におやつを作ろうと思いましたが、次女が抱っこじゃないと寝ない状態だったため断念。
おやつの時間
お昼寝から起きたタイミングでママに次女をみてもらいおやつ作りを始めました。
メニューは
- ジャムケーキ
材料は
- ホットケーキミックス
- ジャム
出来上がったおやつは
小さめに作ったので沢山出来ました
隠し味に炭酸水を入れたらフワッフワ。
その後は16時まで遊んで『おうち保育園』は終了しました。
『おうち保育園』をやってみて
長女の感想
【まとめ】
- 保育園のように楽しむことが出来た
- 保育園に行きたくなるような素振りや発言はなかった
ママの感想
【やって良かったこと】
- 意外に昼寝はする
- 意外に野菜をたべる
どちらも普段の生活では行わない行動でした。
『おうち保育園』というルールの中で行うことで普段と違う行動が見れたのはとてもよかったです。
【気になった点】
- 線引きが難しい
保育園と同じことをしているけど相手がママとパパ。
甘えたい気持ちが出てきてしまう。
その時に甘えさせていいのか、今は『おうち保育園』の時間だからと突っぱねた方がいいのか悩んだ。
休日は普段保育園で頑張っているから今まで通り休日の関わりで、平日休みたいとなったらまた『おうち保育園』をやってもいいのかなと思ったようです。
【まとめ】
- 普段と違う姿がみれる良さもあるけど、線引きなど課題は残った。
- 保育園を休みたい時はまた『おうち保育園』をやってみてもいいと感じた。
パパの感想
【やって良かったこと】
- 何かを指示するストレスが少なかった
- 精神面・身体面の疲労感は少なかった
- 野菜やごはんを完食したことが嬉しかった
- 家ではやりにくい時間のメリハリが行いやすかった
『○○しなさい』を指示しなくていいことや、『テレビやYouTubeを見ない』理由(保育園では見ていない)を提示しやすく、長女にも理解してもらうことが出来たことにより親のストレス軽減に繋がったように感じました。
また、先週おこなった『長女の気持ち優先』の対応は全力で頑張ろうという気持ちが強い反面、終わった後は精神面・身体面共に疲労感が強かったですが、今回は遊び感覚なのでそこまでかっちりした状況にならず疲労感が少なく感じました。
お昼ごはんでは感情的になってしまった部分もありましたが、全体的には普段好き嫌いが強い長女が全部食べることに驚き、嬉しかったです。
今回の食べた理由が親の対応によるものなのか、『おうち保育園』の影響なのはかは再度行い反応をみたいと思いました。
遊ぶ時間、食べる時間、昼寝をする時間など時間により行動する保育園。
『おうち保育園』では時間による行動が普段よりもスムーズに感じました。
何より自分で時間をみて行動する自発的な部分が多くみられたことが良かったと感じました。
【気になった点】
- お昼ごはんの対応
- 『おうち保育園』をもっとしたいにならないか
お昼の対応は反省点が多くありました。
また、夫婦でも相談しましたが現状答えが出せないという結論に至りました。
色々な対応が浮かび、声掛けなども変えましたがヒットするものはなかったのが正直な部分です。
好き嫌い、食べず嫌いは問題は今後も続く課題なので色々試行錯誤かつ勉強・情報収集しながら取り組んでいきたいと思います。
『おうち保育園』が楽しいという反応だったため、もっとやりたい。
だから『保育園を休みたい』にならないかという不安もありました。
翌日は長女から『今日は保育園行く』といって元気よく保育園に行きました。
今回の対応の結果なのか、長女の気分なのか何がきっかけかは現状わかりません。
今後も様子を見ていきたいと思います。
【まとめ】
- 『おうち保育園』はルールを決めることで遊び感覚で時間などを守る行動ができると感じた
- 普段の関わりで出来ないことを『おうち保育園』では出来るような可能性を感じた
今回は『保育園に行きたくない』という長女が行ったことに対して『おうちで保育園をしよう』を提案しました。
やって良かったこともあれば、難しいと感じた部分もありましたが全体的には夫婦共に良かった体験だったと感じました。
また、機会があれば実践しながら修正していき長女にとって良い方法を見つけていきたいと思います。
- 普段と違う子どもの姿がみれるかも
- ルールの線引きに対する対応が課題
- また機会があればやってみたい
冒頭でもお話しした『保育園に行きたくない』と言われて別の対応を取った体験談はこちら
おうちで○○として以前少し実践していたのがおうちでモンテッソーリ教育。
その時の体験談はこちらでまとめています。
モンテッソーリ教育を勉強した時に良かったおすすめの本をまとめたのがこちらの記事です。
ぜひ参考にしてみて下さい。
その他にも子育てに関する記事をパパ目線、ママ目線で作成しています。
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